日髙 のり子(ひだか のりこ、1962年5月31日 - )は、日本の声優、女優、ラジオパーソナリティ、ナレーター、歌手(元アイドル)である。 東京都千代田区九段出身。愛称は「ノン子(さん)」。本名の旧姓は伊東。名は範子。身長157cm。血液型はAB型。既婚。2009年1月19日に事務所「コンビネーション」を三ツ矢雄二と共に設立。 90キロバイト (10,263 語) - 2020年2月2日 (日) 08:12 |
人気野球アニメ「タッチ」のメインヒロイン、浅倉南役で知られる声優の日髙のり子(57)が1日放送のテレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」(土曜後10・10)に出演。
声優デビュー前のアイドル時代に受けた壮絶なムチャ振りについて語った。
日高は1984年「超時空騎団サザンクロス」で声優デビュー。
以降、「となりのトトロ」の草壁サツキ役、「るろうに剣心」の瀬田宗次郎役など人気作を多数担当。
アニメ以外ではETC車載器の声なども担当している。
今では声優業で大活躍する日高だが、声優デビュー前は鳴かず飛ばずのアイドル。
そんななかでとある“最凶ディレクター”と出会ってしまったことで過酷なロケの数々に挑むことになったという。
ディレクターとの出会いは1984年に放送されていたとあるクイズ番組。日高は国内のあらゆる現場からクイズを出題する仕事を任せられた。
そして、宮崎県の高千穂峡で行われたディレクターとの最初のロケで事件が起きた。
ロケ地を説明するカットの撮影に臨んだ日高。「宮崎県の高千穂峡に来ております」と当たり障りのない説明をしたものの、ディレクターは「おもしろくない」とそれをボツに。
そして、日高になぜか「川に落ちて」と要求した。ディレクターはどうしても人が落ちる画がほしかったようだが、日高とカメラマンに断られると自分が川に飛び込んだという。
しかしこれは序の口に過ぎず、真冬の北海道では雪に15分間埋められてから出題させられ、
温泉施設で飼われている熊と入浴した際には、ディレクターが熊の機嫌を損ねたせいで結っていた髪の根元を噛まれるなどしたという。
アイドルどころか芸人バリに体を張っていた日高だったが、当時担当していたラジオに「声優さんに向いているのでは」との手紙が届き、これがきっかけでアニメ会社に片っ端から声のサンプルを送ることに。
その結果、アニメ「超時空騎団サザンクロス」で声優デビュー。それから3作目で「タッチ」の浅倉南役を掴むことになった。
人気漫画の初アニメ化ということもあり「タッチ」の現場は要求されるレベルも高く、新人の日高には過酷だったが「熊に噛まれるよりマシ」と必死に乗り越えたという。
番組には主役の上杉達也を担当した三ツ矢雄二(65)がVTR出演。「みんなが帰った後も残って、何度も『タッチャン…』って言ってました。よく乗り越えた。彼女の力。最終的にはファンの心を鷲掴んだ」と振り返った。
番組お約束のラベリングでMCのオードリー、若林正恭(41)は「過去の経歴にはノータッチのほうがいい人」と命名。スタジオの笑いを誘った。
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2020年2月2日 19時4分 サンケイスポーツ
(出典 image.news.livedoor.com)